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今の会社にしがみつくかどうか
リスクの無い人生とか、リスクの少ない生き方という人生観があって、その種のことを書いた啓発本が多い。たぶん、人生は博打だとかリスキーな生き方とはとかいうちょっと前に流行ったことへの反動があるのだろう。

社畜のススメ』(新潮新書)藤本篤志 2011/11

これは保守的な考えを持つ経営者の立場で書かれた内容で、要するに従順な社員であればリスキーではないということを言いたいのだろう。長いものに巻かれろである。大企業であれなんであれ経営者が駄目だったせいで会社が潰れるという視点は希薄なので、そういう経営者批判の観点で補いつつ読んだほうがバランスが取れる。

「個性を大切にしろ」「自分らしく生きろ」「自分で考えろ」「会社の歯車になるな」を「サラリーマンの四大タブー」「博打的な生き方」として否定的に捉える。そんなことされたら経営者や管理者にとってやっかいな部下(社員)になってしまうことへの嫌悪感が露骨である。

25歳からのひとりコングロマリットという働き方』〜仕事も肩書きもひとつじゃなくていい〜 おちまさと 本田直之 2012/1/25

1つの会社にしがみついているのが最も高リスクであると主張する内容である。1つしかないものが崩壊したらゼロになってしまうからめちゃくちゃリスキーなのだと。したがって、いくつか失っても、いくつか残るように、複数の仕事を持ち、複数の収入源を持つべきであると述べる。組織に従属してない人には可能ではあるが、1つの会社や組織に従属している人だと、副業的な行為がせいぜいであろう。

以上の2つの本の内容でいいとこ取りをすると、結局、潰れない会社あるいは組織あるいは人間に一生寄生する、というのが一番安全な生き方になる。安泰な基盤をどこでどうやって発見しそこに所属するのか、という就活および婚活ノウハウが重要である。そして、現在の若者のトレンドになっている、

・安全な男の専業主婦になる
・安全な女のヒモになる
・公務員になる
・大企業の正社員になる

は当然出てくる帰結である。というか、このトレンドは人生の王道としてこの100年くらいは不変なものだったように思う。つまりトレンド(一時的なもの)ではなくて、人生の鉄板なのである。ただ、「安全な男と女」「国家」「大企業」もリスクが0でないということを頭に置く必要はある。そこで、よりリスクの少ない男、女、国、会社をどうやって探しだして寄生するかという「生き方」の問題となってくる。あるいは、「何ものにも寄生しない自立した生き方」みたいな話になってくる。幸せとは何かみたいなことにも関係してきそうである。

重要なのは、現在寄生して従属している「安全な男と女」「国家」「大企業」がどうであれ、「今自分が生きている」というはっきりした事実を再度確認することである。明日は死ぬかもしれないが、今は生きているというのは間違いない。ということで、何にも誰にも従属せずに生きられるという担保があれば極めてリスクの少ない人生となる。これは何を意味するか。一度ホームレスとなってしばらく生きてみることを勧めるが、そんなん当たり前だよ、と思った人はホームレスをやってみる必要なない。失うものが何も無い自分というのは、裸一貫の自分に他ならないが、それで生きられるのなら、リスクも最小だということである。

いっぽう、いやあえてリスキーな人生を選ぶのだ、それが面白いのだ、と決意して生きる人も少なくない。

結局、人生なんていうのは、所詮、生きてる自分の時間の経過なのであって、自分で選んだり作ったり消したり潰したりできるわけで、本(聖典)を読んで、その内容を自分でなぞるというのは宗教的な人生なわけで、半分自分のもので無いわけで(あえて宗教的な生き方する人もいるが)、まあ、せいぜい考えて悩んで自分の過ごし方を選んでね、という言うほかはない。結局、それがあなたの人生なのだから。
| tomokazu2006 | 20:28 | - | - |
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