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「ハシシタ 奴の本性」
最近話題になっている、週刊朝日「ハシシタ 奴の本性」。橋下徹の執拗な攻撃のためか、連載中止、週刊朝日編集長の謝罪文と親会社朝日新聞社の謝罪コメント発表ということになっている。なさけない、マスコミ連中である。連載記事が人権侵害で不当な差別表現で優生思想だと橋下が主張していること(どこの記述がそうなの?と思う)については、ネットでは、上原善広(http://u-yosihiro.at.webry.info/201210/article_8.html)や橘玲(http://www.tachibana-akira.com/2012/10/5036)らが橋下の主張の根拠の無さを解説し、連載中止はおかしい(続けるべきだ)、と書いている。

僕も、「ハシシタ 奴の本性」を読んだ。これまで、彼の口から、あるいは各種メディアで書かれてきた内容を下品にあるいは挑発的に書き直しているにすぎない内容で、公人に対しての人権侵害を声高に主張できるような内容ではない。橋下(はしもと)の旧呼称が「はしした」であり、実父(そだての親ではない)が同和地区出身でやくざ組織に籍があって全身刺青入れまくりで自殺しただとか、親戚に殺人者が居ただとかいうのは、以前から、橋下自身が聞かれれば否定せずに答えてきた事実なのであって、「俺が言うのはいいがアサヒが書くのは許さん」というのは全くの横暴であり、「今後、朝日新聞の質問には答えない」と取材拒否宣言したのは、権力者としての特定メディアに対する不当な差別以外の何ものでもない。

実は、朝日新聞に対しては「光市母子殺害事件弁護団懲戒請求事件」(1999年)の件で怨念があり(古い話なのに未だに強い怨念を保持し続けている)、先日の記者会見でも朝日新聞の記者にこの件で執拗に社としての考え方を答えろ答えろと要求して圧力をかけていた。つまり、彼は、朝日新聞への報復を今でも執拗に狙っているのである。だから、他のメディアが同様のことを書いてもここまで攻撃はしないのである。自分には無罪判決が出たのだから、朝日新聞は謝罪しろ(10年以上も前の件について)、というのが彼の言いぶんである。しかし、ちょっと調べてみると

「橋下の発言が配慮を欠いた軽率な行為だったこと及び弁護団が橋下の発言及びそれによる懲戒請求によって一定の負担を余儀なくされたことを認定したが、発言の態様、発言の趣旨、弁護士会の懲戒請求の処理が一括で終えた事、原告らの弁護人としての社会的立場等を考慮し、原告の受忍限度の範囲を越えないものとした」(http://ja.wikipedia.org/wiki/光市母子殺害事件弁護団懲戒請求事件)

ということで、橋下のやったことは受忍限度内なので賠償は必要ないが「橋下の発言が配慮を欠いた軽率な行為だったこと及び弁護団が橋下の発言及びそれによる懲戒請求によって一定の負担を余儀なくされたこと」を最高裁は認定しているわけで、これでもって謝罪しろ、というのは甚だ厚かましい。無罪という一点だけを持ち出して謝罪要求してるだけなのである。判決の中身はどうでもいいのである。全く持って子供である。確かに橋下にとっても迷惑だっただろうが、原告の弁護団にとっても橋下がやったことは迷惑だったというのが最高裁判所の認定である。

橋下のエキセントリックな反応をみると、やはり自分の実父のことは書いて欲しくないのである。自分の子供や孫への影響を考えて欲しいなどと一見殊勝なことを彼は言うが、実父の出自や身なりや職業が子供や孫へ影響すると彼が思っているとすれば、非常に遅れた考えであり、それこそ身分思想、差別思想そのものである。父親やおじいちゃんがどうであれ、俺は俺、お前はお前だと諭すのが普通である。出自で何を書かれても気にすんな(事実じゃなければ訂正させる)、と言うのがまともな大人の対応である。ましてや、彼は、政治家で総理大臣を目指していると見られいる男なのである。出自を暴かれるのは覚悟すべきである。それに負けない耐性を橋下一家は身に付けなければならない(総理大臣一家というのはこれまでもこれからもそういうものである)。あんなん雑魚が言っていること、無視して気にすんな、となぜスルーできないのだろうか。こういう彼の特異な体質というか感覚がいかにして形成されたか、なんていうのはノンフェクションの良い題材になりうると思う。

僕も、橋下の刺青に対しての異様な拒絶反応を見て、これはなんかあるなあと思っていたが、ほとんど同居したことは無いとはいえ、父親が全身刺青でヤクザだったことの影響はあるだろうと普通の人は思うだろう。そういう普通の人の感覚を刺激しつつ佐野眞一は記事を挑発的に書きたかったのだと思う。まんまと橋下はその挑発に乗ってきたわけで、さあ戦いはこれからだ、と思ってたところ、質問拒否だと今後の取材活動がやりにくいと思った親会社の朝日新聞社が圧力かけて子会社編集長に謝らせて試合場から自ら撤収したというのが、今回の一件なのだろう。なんだが、くだらなくて、なさけない。

ところで、橋下の実父の顔はキューピー人形の顔に似ていたそうで、キューピーを由来とするあだ名で周囲から呼ばれていたそうである。当該「週刊朝日」の表紙は目玉記事連載開始号なので、当然、橋下徹の顔写真が大きく印刷してある。目がくりっとして、ああ、なるほど、キューピーに似てるわあ、と思わせる写真が選んである。編集部がノリノリノリピーだったことがうかがえる写真で面白い。

週刊朝日「ハシシタ 奴の本性」
| tomokazu2006 | 21:53 | - | - |
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